Distance 月曜日, 10月 13 2008 

10月10日は世界死刑廃止デー。

 その翌日の11日 アムネスティ主催の世界の死刑に反対するデモンストレーションに
 参加した。

 新宿中央公園をスタート地点に、新宿駅まで60分。

 その間、沿道にはさまざまな表情があった。

 沿道までのわずか2-3mの間に感じるDistance

 こんなDistance 一日も早く縮んで欲しい。

こんなデモンストレーションなど必要のない世界が欲しい。

What’s wrong with that?  金曜日, 8月 29 2008 

見慣れない雑誌がテーブルの上にポツン。

カナダから来たNが持ってきたアメリカの雑誌 ピープル。

表紙はエレン・デジェネレス(全米人気トークショーの司会者・コメディアン・俳優)と ポーシャ・デ・ロッシ(オーストラリア出身の俳優・「アリーマイラブ」のネル役で有名)のウェディングがカバーされていた。

彼女達は、今年の5月にカリフォルニア州が結婚を異性間だけに限定するのは違法!    同性間の結婚を認める判決を下した事を受け、今回結婚に至った。

カナダ・アメリカ(マサチューセッツ州・カリフォルニア州) オランダ・ベルギー・スペインなど、世界には同性婚を合法とする国、地域が数々存在する。 また、異性婚に準ずる権利を同性婚にも認めるパートナーシップ法などを有する国も多数ある上、今後その数は増える傾向にある。

で、日本はどうかと言うと、今現在、同性婚は法的に認められていない。

日本国民の一人として、義務を果たしていながら当たり前の権利の選択(婚姻制度)、それらに付随する権利と保障・優遇が得られない。

誰かと出逢い、誰かを愛する。 そして家族となり、ファミリーを築く事を願う。

こんなシンプルで、自然な思いが、法的に差別されるなんて。 WTH・・・?

 

ピープル誌の中で、エレンのお母さんがこんなコメントを載せていた。

゛・・・My daughter and the love of  her life are legally married.

They have the legal civil rights that every other loving couple has .

And what’s wrong  with that? “

“・・・私の娘と、彼女の人生に於ける愛しい相手が正式に結婚し、パートナーになりました。

他のすべての愛し合うカップル達がそうであるように、彼女達も正当な市民としての権利があります。

それは、当然のことですよね?”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貧困は人権の否定 火曜日, 8月 5 2008 

先日、ペルーで働く子ども達の奨学資金として送られる事を目的とした、チャリティートーク&コンサートのお手伝いをしました。

主催の一つである、永山子ども基金は、元少年死刑囚であり、作家であった永山則夫さんの「著作の印税を国内と世界の貧しい子どもたちに寄付して欲しい。」という意思を受け継いで設立。

そこには、貧しさ故に犯罪を起こす事がないようにと云った願いも引き継がれています。

また、チャリティー自体も、貧困・少年犯罪・死刑問題などを多くの方と考えるきっかけになればと云う思いが込められています。

 5回目を迎えた今回は、第1部のトークにパネラーとして作家・雨宮処凛さんが登場。

「Nの時代の「貧困」と現在の「プア」/Nの刑死以後・・・と題したトークは、

金の卵として集団就職で上京するも、高度成長期を支える安い労働者として多くの若者が搾取された永山さんの時代に生み出された貧困と、正社員並みに(それ以上)働いても、搾取され続け、格差社会の根底に位置付けられる現代のプア=貧困について語られました。

 また雨宮さんのトークの中には、蟹工船で、過酷な労働を強いられ搾取されるも、団結して立ち上がる労働者を描いた小説:「蟹工船」(小林 多喜二1929年)にも触れていました。

 約80年前に描かれた労働者の過酷な状況は、現在のワーキングプアと呼ばれる労働者の状況と、なんの変りも無い。そう語った雨宮さんの言葉と同じく、若者・働き盛りの層を中心に、異例に売り上げ部数が伸びている現実は、格差社会の深刻さを物語っています。

今の時代「自己責任」と云った言葉が容易に用いられ、あらゆる側面で、個人に責任が押し付けられる傾向にあります。

行き過ぎた自己責任は自傷につながり、その先は自らの命を絶つか、他者を殺めるか

それは、無条件の生存の肯定さえ否定してしまう。

そう最後に雨宮さんがコメントされた言葉が印象的でした。

 まさに貧困は人権の否定。

 

第2部は、子ども達に捧ぐ と題して、みつとみ俊朗さん(フルート)・久保田修さん(ピアノ)・   新藤清子さん(ヴォーカル)の素敵なコンサートが開かれました。

後の打ち上げ会で、みつとみさんと同席する機会に恵まれ!少しお話を伺う事ができました。みつとみさんは、作曲家・アーティスト・料理人と多才な方で、香りにも敏感、でアロマセラピーも楽しんでいるステキな方でした!

 

人権ってなんだろう?よかったらAmnestyのサイトを覗いて見て下さい。

Your happiness is my happiness. 日曜日, 6月 1 2008 

梅雨が始まる少し前のこの時期、私の誕生日がやって来る。

今までの無関心さから一転の心境の変化、去年辺りから誕生日にリングやバングルを求めるようになった。

私にとって意味を持って身につけるこれらのアイテムは、デザインや値段よりもEthical(エシカル=倫理的・道徳的)であることが第一条件!

2006年に公開されたレオナルド・ディカプリオ主演の 「ブラッドダイアモンド」の様に、自分が身につけるアクセサリーやジュエリーが、アフリカで起こっている紛争で使われる武器を調達する資金になって、間接的に人を傷つける事に加担したくない。

またその製造過程で、幼い子ども達が児童労働に駆り出されたり、不公平な貿易取引によって労働者が搾取されるようなアクセでは、身につけていてもHAPPYになれない。

そんな思いの中出会ったのが、カレン族のシルバー。

カレン族は、タイ北部とビルマの間の山岳地帯の先住民族。50年以上の独立闘争による迫害など、厳しい環境に置かれていますが、彼らの作るシルバー製品は97%の純度の高さで有名ですが(一般は925)フェアトレード商品でもあります。

(ただ、ネット上では沢山のサイトが扱っているようなので、すべてがフェアトレードなのか個人的には疑問が残りますが・・・)

そしてアニミズムを信仰する彼らは、一つ一つ手で打つ刻印に、自然への畏れ敬う気持ち、意味合いを込めています。

選んで手にする事で、誰かをサポートしHAPPYにする事が出来るかもしれない。そう思ったら身につけてる私自身もVERY HAPPY!

 

 

 

 

 

教育を受ける権利 月曜日, 4月 14 2008 

先日参加したNGOの会で、ある女性が興味深い話をしてくれました。

なんでも、その人の友達がフランスに子どもと一緒に行った時の事。

急に決まった1週間の滞在期間の間、子どもを地元の小学校に通わせそうです。急な

申し出にも関わらず「子どもは教育を受ける権利がありますから!」とその小学校の校

長先生は、快く受け入れてくれたそうです。

 

この「教育を受ける権利」、義務教育の就学率が99.8%もある日本では、当たり前

すぎて、改めて認識する機会が無いかも知れませんね。でも近年この権利から排除さ

れてしまっている子ども達が日本に存在してます。

 

 日本では99.8%の子ども達が学校に通っていますが、同じ就学年齢にある外国籍

の子ども達の18%が学校に行くこともなく、日々を過ごしています。

学校に行かない理由は、「日本語が分からない」「勉強がわからない」「学校に行くとい

じめられるから」などに加えて「経済的負担の大きさ」があります。

 

 通常公立の学校に通学した場合、義務教育なので授業料は無料なのですが、外

国籍の不就学の子ども達の場合、日本の公立学校では、上記の理由で通う事を嫌

がり外国人学校に通うことになります。

 

外国人学校と言うと、いわゆる欧米系のインターナショナルスクール・中華学校・朝鮮

 学校などに加えてブラジル学校・ペルー学校などがあります。これらの学校は、「各種

学校」「私塾」扱いなり、前者は、国や地方自治体からの助成金を受け取ることがで

き、通学定期も使用できますが、後者は、助成金が無く、通学定期も使用できません。

 

 その結果、子ども一人が学校に通う為に、ひと月10万!!!程、かかってしまう尋

常じゃない事態が起きてしまっています。

 

不就学児童の多くはブラジルやペルーから来ていて、日本の労働者不足を補ってくれる

出稼ぎ労働者の子ども達です。

 彼らにとって、月々10万円がどれほど経済的負担になるのか・・・その結果が不就労

児童へとつながっているのです。

 

子どもの権利条約28条では、すべての子ども達の「教育をうける権利」を定めていま

す。それは、この日本に住む外国籍の子ども達にも当然当てはまります。

この子ども達がこの権利を享受できるように、私達大人が動かなければいけない。

lpr

 

 

 

国際女性デー X ミモザ = power to women 月曜日, 3月 10 2008 

3月8日は「国際女性デー」でした。

1904年、ニューヨークで女性労働者達が参政権を求めて行なったデモに由来し、

現在は国連により、私達女性のあらゆる面での平等を求める記念日なりました。

この日イタリアでは女性への感謝の気持ちを込めて、男性から女性へ、または女性同士の間で

ミモザの花を贈るそうです。

「ミモザ」は学名Acasia decurrens /dealbata、マメ科のアカシア属の常緑樹。

オーストラリア原産の黄色い丸っこい花は、精油としてはフランス産が中心。

溶剤抽出で得るこの精油は、希少ですがその濃厚な香りは香水作りに最適です。

又、ミモザの花言葉は(色々あるようですが・・)感じやすい心。

精油もこの言葉にふさわしく、気持ちを落ち着かせる鎮静作用があります。

最近では、このイタリアの慣習を日本にも定着させようと、フラワー業界の方が頑張っているとか。

慣習の定着と共に、この国際女性デーが私達女性自身について考え・行動する日として定着させていきたいですね。

lpr

Where are you from? (石油編) 火曜日, 3月 4 2008 

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私はとても寒がり屋です。 だから冬は暖まる暖房が必要です。
私は夜、柔らかいオレンジ色の明かりの下、本を読むのが好きです。だから電気が必要です。

私は甘いはちみつの香りがするエジプト産のカモミールのハーブティーが好きです。 だから手にする為に燃料が必要です。

私の日々の快適さの多くは、こんな風に石油に依存しています。でもその快適さが誰かの大切な人を犠牲にする事で成り立っているのだとしたら・・・。

 日本は石油の約99%を輸入しています。

そしてその中の約2%は北アフリカに位置し、エジプトと国境を接する「スーダン」からの物です。2%と言えどスーダンの国にとっては、日本は石油輸出先 第2位(2007年) (2006年度は第一位!)を占めるお得意さまです。

でも日本が石油を仕入れているスーダン国内は、2003年以降 西部に位置する「ダルフール」地方で激しい紛争が起きてしまっています。

この紛争はスーダン政府と、ジャンジャウィドと呼ばれる民兵組織による市民への攻撃で、

紛争による暴力や飢餓と襲撃により、現在までに28万人以上が犠牲になり、200万人以上が国内避難民となり、20万人が国境を接する隣国チャドで難民生活を送っています。

そして私達が上得意となり購入した石油の代金は、スーダン政府の軍事資金となって沢山の人々の命を犠牲にしてしまっているのです。

私は今夜も、暖かいヒーターの前で、オレンジ色の灯りの下、カモミールティーを飲んでいます。

でもそんな自分でもできることがあるはず・・・。

こんな風に皆さんにお伝えするだけでも・・・。

lpr

 

ダルフール紛争に関する詳しい情報は・・

ダルフールから目をそらさないで」by Amnesty International Japan