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最近、国立新美術館で「SKIN+BONES」展を観た。「1980年代以降の建築とファッション」とサブタイトルのつくこの展覧会は、一見何の共通点も無いような両者を、人間の体を守るという本質・アイデンティティーの表出と言う点に互いを結び付けている。
三宅一生・コムデギャルソン・山本耀司・アレキサンダーマックイーン・ヴィヴィアン ウエストウッドなどの著名なファションデザイナーの作品に混じり、特に記憶に残ったのが、ディラ・スコフィディオ+レンフロ Diller Scofidio + Rentro(インテリアデザイナー?)の「バッドプレス異なる家事シリーズ」。
ショーケースに並べられたシャツ数点に、それぞれ異なった方法でプレスをかけ、原型がなんでもないシャツである事が分からない仕上がりの作品郡。床に浮かんだこれらのシャツの影は、オブジェそのもの。クリーニングに出したシャツが、こんな風に折り紙みたいになって戻ってきたら、とてもexiciting!(着る時には、大変そうだけど(笑)
そして坂茂建築設計の「国連難民高等弁務官事務所のための《紙のシェルター》」 。マイノリティ、弱者の住宅問題に強い関心を寄せた坂氏が、建築資材に紙官を用いた「紙の建築」技術を紹介した映像。実際、この技術を用いて、阪神大震災後の仮設住宅を造ったようだ。
アイロンがけと言う日常の平凡な家事を、方法を変える事で生み出される新たな世界。紙の家は三匹の子ブタだけの話しとせず、実現化する新たな発想から生まれる環境にやさしい建築資材。どちらも、既成概念への挑戦という共通が見出せ面白い。
私のワークショップSalt Spring Islandでも、出来上がったコスメを入れる容器に貼るラベルを、それぞれ参加者のテイストで作ってもらっている。わざとスタンプを斜めに押す人、「love, coming soon」などメッセージを書く人など、市場で手に入るコスメ容器のラベルでは、決して見られない趣向に、見ている方もワクワク楽しい。
既成概念への挑戦というと言葉が重いけど、昨日とは違う何か・・・を意識すると新たな何かが生まれる・・・。そう考えるだけでもワクワクドキドキ楽しくなりませんか?
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